自分のペースで始めやすい!便利屋独立30万開業支援

便利屋は近年増えている仕事のひとつなので、ネットや街で見かける人も多いでしょう。仲には、実際に利用したことがある人もいるのではないでしょうか。脱サラや定年退職後の仕事として興味はあっても、実際何をやったらいいかわからないという人も多いかもしれません。便利屋は実は少ない資金でも独立開業が可能で、始めやすい仕事です。便利屋の独立開業について解説します。

便利屋は資格も資金も要らない?

一般的に独立開業するためには事務所や資格、届け出など必要なものがあります。それにともなって、資金も必要です。便利屋を始める場合も同様ですが、実際に便利屋に必要な資格は特にありません。なぜなら、どんな業務を扱うかで変わるからです。探偵の仕事を請けるなら探偵の届け出が必要ですし、害虫駆除など請けるのであれば駆除に使用する薬品の知識と「毒物劇物取扱者」の資格が必要です。つまり、何を請け負うかは事業主の自由というのも便利屋の柔軟なところだといえるでしょう。まずはどんな業務を中心にやっていくかを決め、それに応じた資格や許可、申請は何があるのか個別に調べればいいのです。特に決まりはありませんが、便利屋として独立開業する際に持っていると便利なものをいくつか紹介します。

・古物商許可証(不用品回収を行った時に個物として販売できます)
古物商許可証は各都道府県の警察署にある生活安全課に申請します。個人の場合は、住民票や身分証明書程度などの書類があれば申請が可能です。事業所の所在地になる管轄の警察署へ届けますが、便利屋は自宅を事業所として開業する人はたくさんいます。申請用紙はネットからもダウンロードできます。手数料は19,000円です。
・第1種運転免許(送迎などを行う場合は第2種運転免許が必要です)
便利屋はさまざまな場所へ行くことが多く、車で移動できればそれだけ身軽に動けます。また、運搬が必要な仕事を請けた場合には軽トラックなども運転できると重宝します。2トントラックなら簡単な引っ越し作業も可能ですが、2017年3月12日以降に取得した普通免許では2トン以上のトラックの運転ができないので注意しましょう。送迎などを仕事にする場合には第2種運転免許が必要になります。

しかし、これらの許可証や免許は、なくても便利屋はできます。事業所は自宅にすれば問題はありませんし、許可や資格が要らない仕事を請ければいいわけです。作業に必要な道具や車がすでにあるなら新しく投入する資金は実質ゼロ円でも可能な仕事といえます。最低限必要なものといえば「個人事業の開業・廃業等届出書」です。これは何の仕事でも開業する場合は届けるもので、管轄の税務署に提出します。用紙はネットでダウンロードできますし、書き方についての説明も書かれていますが、不明な点は最寄りの税務署に相談するといいでしょう。

警視庁:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetsuzuki/kobutsu/kobutsu/kyoka.html
個人事業の開業・廃業等届出書:https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/pdf/04.pdf

自分の得意分野を生かして独立開業

資金をできるだけ使わずに始めるには、自分がすでに持っているものでできる仕事や得意分野を生かせばいいのです。会社員として働いていた時の経験や、仕事を通して取得している資格があればそれを活用しましょう。例えば、以前の仕事で電気工事士の資格と経験があれば、コンセントの増設など一般の人ではできない工事を請ける事が可能です。
家事が得意な人であれば家事の代行や買い物の代行などもできます。調理は衛生上の問題なども心配されますが、洗濯や掃除などを中心に行えば特に資格が求められる仕事ではありません。家事代行に特化した便利屋を行うという方法もあります。「家政士」検定があるので、信頼を持って仕事を得るには受けてみるのもよいのではないでしょうか。
便利屋が重宝されているところは、自分ではできないものの頼める人がいないという作業を気軽に依頼できる点です。引っ越した後の電気配線や家具の移動、庭の草刈りや外出できない場合の買い物など、人の数だけ仕事があります。生活の中で「来てくれると便利」というちょっとした部分のお手伝いを考えた時に何が自分にできるのかを考え、それを生かしてみましょう。

日本看護家政紹介事業協会:http://kanka.or.jp/kaseishi

高齢化社会にマッチした仕事なら?

高齢者の単身世帯または高齢者だけで暮らす世帯などが増えた今こそ、便利屋が活躍できる時代といっても過言ではありません。子供家族は遠方で暮らしているという人も多く、毎日の生活に不便を感じている高齢者はたくさんいます。家事の補助などもそうですが、部屋の模様替えや衣替え、不用品の処分に片付けなどがなかなかできずに困っている人は増えているのです。そして意外と盲点なのは、家具の組み立てや電化製品の配線、セッティングでしょう。通販を利用すれば自分で運ぶ必要はありませんが、梱包を解いてみたら組み立てができない、操作がわからないということはよく聞かれる話です。いつも使う簡単な設定でもなかなかできないという人にとって、必要な部分だけ依頼できる便利屋は頼もしい存在といえるでしょう。
高齢者の場合は、外出の同行なども困っている問題として挙げられます。特に病院への通院などはタクシーを使っても院内までの同行は見込めません。依頼者が特定の疾患や障害がある場合などは専門の資格を持っていないと難しい場合がありますが、病院への動向も便利屋として増えている仕事のひとつです。高齢化社会だからこそ、便利屋という位置でできることはたくさんあるのです。さまざまな視点からどんな仕事ができるかを考えてみましょう。

軌道に乗るまでの仕事の取り方

自分にできることを少ない資金で始めるといっても、起業する以上は商売として軌道に乗せなくてはいけません。また、一度でも仕事を依頼されたら、またいつ依頼を受けてもいいように責任を持って続けるという考えも大切です。便利屋として独立開業する資金がほとんどなくても、確かに開業はできます。しかし、軌道に乗るまでの生活費は蓄えておくようにしましょう。1人で始める場合でも夫婦で始めるにしてもそれは同じです。3カ月〜6カ月程度の生活費を目処にするといいでしょう。
起業してからの仕事の取り方のひとつに広告をポスティングするという方法があります。印刷会社にチラシ製作からポスティングまでまとめて依頼すれば割安でできますし、ポスティングを自分で行えれば印刷だけで済みます。webサイトを立ち上げるのもひとつの方法として有効です。近年はネットで検索する人が増えているので、webサイトは必須といえるでしょう。
他の業種と業務提携するというやり方もあります。ノウハウから学びたい場合には、費用はかかりますがフランチャイズ契約をするという道もあります。大手の便利屋のフランチャイズになることで仕事の安定化が図りやすいというメリットが得られます。

業務内容で注意したい点は何?

便利屋として起業する場合にはいくつか押さえておきたいポイントがあります。まずひとつは「何でもやります」という漠然とした表現をしないことです。何でもやるというと幅広く仕事ができると感じるかもしれませんが、どんなことを依頼したらいいのかわからないという印象を持たれやすくなります。顧客が依頼しやすくするには、具体的な業務内容をいくつか絞っておくことです。家事代行であったり、買い物の代行であったり、病院の送迎など業務として行えることをいくつか明確にするのが顧客をつかむコツだといえます。
便利屋は起業資金がほとんどない状態でも開業は可能です。資金があればいきなり従業員を何名か雇い入れたり、大手フランチャイズと契約したりするのも良いやり方ですが、少ない資金でもやり方はあります。その場合は、はじめはできることから仕事を取り、売り上げが伸びてきたら資格を取得して業務内容を広げるなど、段階を経て広げていくという方法をとりましょう。  続く。。。

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